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ひらかまちスポーツ整骨院 はり・きゅう院
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黄色い線が仙腸関節
ぎっくり腰
別名「急性の腰痛症」は、おそらく運動器疾患の中で、もっとも多くて、魔女の一撃ともいわれ、中高年の方が一番注意しなければいけない疾患です。一度経験するとそれを機に腰痛持ちの方がたくさんいるのも事実ですね。今回は急性の腰痛、いわゆるぎっくり腰について、少し細かく分類してみたいと思います。
1、仙腸関節の痛み
仙腸関節は仙骨と腸骨の間に左右二つあるとっても重要な関節です。大多数がこのタイプのぎっくり腰になることが多く、腰の少し下あたり仙骨と腰椎の間辺りの痛みを訴えます。椅子から立ち上がろうとしたときに痛みが走ったり、反ったときに痛みが強くなることが多いです。また10代でスポーツをしている子供達にも多くみられます。治療法は簡単で、手技では、仙腸関節部に圧を加えて、骨盤を整えるとすぐに痛みが改善します。ただ、施術後はしばらくすると骨盤が歪んだ状態に戻りやすいので、長時間椅子に座っていた状態から立ち上がった時や、次の日の朝などは痛みが少し戻ることがありますので、人によっては3回くらい施術が必要なことがあります。
2、腰椎周辺の筋肉、靱帯、臀部の筋肉の痛み
腰椎周辺の筋肉の痛みは、脊柱のすぐ際の場合と、もっと横の脇の場合があるのですが、どちらの場合も痛む部位が左右特定できて、前屈や後屈での痛み、両方が痛い場合があります。特に中高年の方は脂肪が筋肉の中や周りにある事が多く、腰回りの筋肉はとてもデリケートで伸ばしすぎるとすぐ痛めやすく、筋肉の損傷が治りにくい傾向です。また、腰椎の靱帯の損傷では、背骨の真ん中に圧痛や痛みがある場合や、椎骨1つ1つを動かしている小さな筋肉も傷めることがあります。臀部(おしり)の筋肉の痛みは、大殿筋という腸骨という骨の外側を覆っている大きな筋肉で、大殿筋の付け根上部外側と、仙腸関節付近が最も痛めやすく、硬結(硬い部位)になっていることが多いので、それを手技でとってあげると痛みがとても改善します。全般的な筋肉(筋膜)の治療法は超音波で損傷した筋肉の回復をさせたり、手技で捻じれた筋膜や癒着した筋膜を剥がしたり、硬くなった筋膜を柔らかくしたりして、痛みを取り除きます。
3、腰椎椎間板の痛み
腰椎と椎間板 側面図
黄色い部分が椎間板
脊柱である腰椎からの痛みの発信源で、椎間板や腰椎が運動や姿勢、衝撃などで少しずれて周りの神経を圧迫したり、椎間板自体の痛みであることもあります。20代を過ぎると椎間板の水分が徐々に減っていき柔軟性が失われ、朝起きた時のこわばり間や、後ろに反る、後屈の動きが制限されていきます。年齢とともに腰が曲がっていくように、椎間板もつぶれていきます。慢性的腰痛持ちの方は、ほとんどの人がこの状態である可能性があります。もちろんこのような腰痛持ちの人が重い荷物を持ったりしたときに、激痛が走って動けなくなることがあります。この場合の施術方は腰を曲げて楽な場合は、少し腰椎をけん引するような手技をすると楽になることが多く、逆に反って楽な人は、腰椎伸展して圧迫するように施術をすると楽になることが多いです。また腰椎や骨盤のゆがみを矯正して椎間板の位置を整えてあげることが大事です。またこの痛み場合、2で紹介した腰椎の靱帯の損傷であることもあり鑑別が必要です。
4、腰椎椎間板ヘルニア
黄色い部分が突出したヘルニアで後方の神経を圧迫しています
この疾患も20代から中期高齢者まで発症するとてもポピュラーでとても多い疾患であります。椎間板の中にある髄核という組織が後方に突出して神経を圧迫して腰の痛みや下肢の痛み痺れを引き起こします。これも急性で発症することが多く、中腰や前かがみで荷物を持った時に発症することが多いです、前屈時に腰の痛みや下肢への放散痛、痺れがあることが特徴です。大きく3つに分類すると
① 椎間板自体のヘルニアによる損傷
ヘルニアが出る時は椎間板を突き破って出てくるので椎間板が損傷し、炎症や瘢痕化の過程で激痛が生じる。痛みは腰部に限局する。
② 脊柱管内のヘルニアによる炎症
脊柱管内の炎症による痛みが生じるため、腰部の痛みと下肢痛がおこります。発症から数週間~3か月程度で軽減していきます。
③ ヘルニアによる神経根の圧迫
神経根の痛みのため下肢に痛みが出る。大きなヘルニアでも炎症がない場合は下肢の痛みがあまり伴わないこともあります。一方ヘルニアによる神経根の圧迫プラス炎症があればその痛みも出てきます。発症して数週間から3か月で炎症が収まり、出てきたヘルニアも体に吸収されて痛みも治まってきます。
*しかし人によっては椎間板ヘルニアの痛みは1年以上継続する人もいます。
椎間板ヘルニアによる急性の腰痛症はぎっくり腰と言わないというかもしれませんが、今回は急性のよくありふれた腰痛ということで仲間に入れて紹介させていただきました。他にも高齢者に多い腰椎圧迫骨折や脊柱管狭窄症、スポーツによる腰椎分離症、骨盤疲労骨折などがありますが、また紹介させていただきます。
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午前 |
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十二時半まで |
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午後 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 一時から四時まで | × |
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