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ひらかまちスポーツ整骨院 はり・きゅう院


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月~金 午前9時~12時
    午後3時~8時
(鍼灸受付6:30まで 
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土 午前9時~12時30分 
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スポーツ整骨院 はり・きゅう院 通信 2022 12月号

  こんにちは院長の中村です。今年もあと1か月、少し慌ただしくなってきましたが、頑張っていきましょう。年末の掃除や整理整頓、断捨離をしたいのですが乗り気にならず後回しにしてしまいがちです。やる気という名の処方箋があれば、お金を出してほしいと思うこの頃です。そんな時は、「言葉先にありき」といって、前向きな言葉を発していると本当に気持ちも前向きになってやる気も行動力もついてきます。いい言葉を発しているといいことが起きるようになります。サッカーワールドカップでは日本が盛り上がっていますが、試合で大事なのは、勇気を出してチャレンジして攻めること、必ずスポーツ選手が口にする言葉です。日常生活でも生かしていきたいです。

イップス

  イップスとはスポーツやあるいは美容師、料理人、ピアニストなどの音楽家、手を専門的に使う職業の人の手の筋肉が勝手に収縮して全くパフォーマンスができなくなる疾患です。脳のMRIで異常がなく、心理的なものであるとされてきましたが、局所性ジストニアという脳の病気であることが判明してきました。ジストニアとは、中枢神経系の障害による不随意で持続的な筋収縮による運動障害、姿勢異常の総称です。歌手でも声帯が収縮して声が出せないなど、音楽家では100人中4人ぐらいいるという。特定の動作を繰り返し行う人、反復練習を何度でも長時間したり、その道を究めようとする努力家に多い気がします。この院に来た患者さんで、野球のピッチャーをしている選手が中学で発症し、手の指が曲がってボールが握れなくなり、左投げに変更していました。その方はボールを握らなくても、日常でも指が曲がるという症状でした。

  熟練した技能や運動をに見つけるには、繰り返し反復動作をして、脳の中の運動プログラムを作り替えていく必要があります。その過程が行き過ぎた場合、回路の誤作動が起きて脳の指令異常が起きるというのが原因だといわれます。

 

治療法は

大脳皮質→大脳基底核→視床→大脳皮質

以上のサイクルがうまくいくように治療が行われます。

*大脳基底核 大脳皮質と視床・脳幹を結びつけている神経核の集まり

*視床 

視覚、聴覚、体性感覚などの感覚入力を大脳新皮質へ中継する重要な役割を担う。

*大脳皮質

大脳の表層を覆うシワシワの部分で、前頭葉、頭頂葉、側頭葉などと呼ばれる部位の総称

 

  今現在日本における最先端の治療法は、脳神経外科医の平孝医師の確立した定位的脳熱凝固術です。意識のある患者の脳(視床)に電極をさして、患者ができなくなった動作を行うものです。電極をさすと、運動を妨げる異常な筋収縮を抑えてくれて元の動きを回復させてくれます。とても患者さんは驚いて喜ばしい手術ですが、ただ一番良かった時の状態に戻れるというわけではなく、その動作における筋肉の収縮を抑えるというわけでリハビリが必要であったりして、繊細な感覚や熟練した技を取り戻すのは容易ではないようです。

スポーツ整骨院 はり・きゅう院 通信 2022 11月号

 

  今年も気づいたらあと2か月ちょっと、10月はあっという間に過ぎ去った感じがしました。つい先日、蝶屋地区で防災訓練がありました。朝に、公民館への避難訓練と消化器の取り扱いの講習を受け、そのあと小学校で、救急蘇生方、AEDの扱い方、止血法、簡易テント、トイレ、の作り方などを体験して学んできました。経験したことはあっても、忘れてることが多いので、定期的に何度も学ぶことはとても良いことだと感じました。地震を体験できる車に乗って、感じたことは、もし本当の地震が来たらこれはパニックになると思いました。震度6弱の体験でしたが、動くことはできず、家の家具が倒れたり釣り下げ型の蛍光灯などは、外れて落ちてくるほどの揺れでした。石川県は能登の方が地震が多いのですが、予想外の場所での地震が起きるおことがありますので、備蓄などの備えをして、置く必要があるではないかと思いました。

   さて、ここの整骨院に来ている患者さんで、中高生で部活動などでスポーツをしている方が多いので、結果を出している人は、どのようなアスリートかについてお伝えしたいと思います。プロ野球でいうと最年小で3冠王をとった村上選手のように、実力だけではなく、そのあとに大事な強い精神を支える自信をもっています。表情を見ていると分かります。ヤクルトの村上選手は、自信と余裕と集中した表情がうかがえます。もちろんゾーンに入るほど集中しているのは大事ですが、簡単ではありません。自信があれば落ち着いているし、体に余分な力が入っていないから、力を発揮できる。野球では、ピッチャーの表情を見ていれば、抑えられるかファーボールになるかすぐに分かる。自信に満ちて、神経を研ぎ澄ました表情であれば、絶対に良い結果が出るのである。勝負は、戦う前から分かるのである。相撲で言うと元大横綱の白鳳が結果を出したのは、実力以上に自信をもっていた。土俵に上がったときから、相手から自信を奪っていた。差し手争いで負けて不利な体勢からでも、落ち着いて、うまく自分の体勢にもっていき逆転していた。これは自信による差であると思ってしまう。世の中に体に恵まれて、実力もあるのに、結果を出せない選手がいっぱいいるのがもったいないなあと思ってしまう。もちろん、自信をつけるために、猛練習をするし、結果を出そうと必死に頑張ることが重要です。でもそれはみんなやっていることです。実力のある選手は、世の中に腐るほどいます。それ以上に根拠のない自信をいかに持つことができるか、なぜだか絶対にできる気がするというプラス思考、とても大事です。だから指導者の方はいかに自信を持たせてあげるような言葉をかけてあげれるかが重要になります。仕事や私生活でも同じだと思います。自信をもってやりたいことをやってみる¥と、良い結果が出ることが多いです。自信があると行動力があり、チャレンジ精神があります。うまくいかなかったとしても、その失敗は、学んで成長した証だということ、後悔してもいいのです、後悔したら、行動力があった自分を褒めてあげましょう。行動した結果もっと良い方法を深く学んだという事であるので、そう思えば気が楽になるでしょう。

スポーツ整骨院 はり・きゅう院 通信 2022 10月号

10/10は祝日ですが診療します

                              ただし、10日、鍼灸はお休みします。

背骨の重要性について

  急に寒くなったり、暑くなったりまだ不安定な日々ですが、季節の変わり目という事で、体のこわばりを感じる方が多いのではないでしょうか、朝起きた時腰の背骨が重くて動きが悪いとか、つい姿勢が悪くなってしまいます。20歳を過ぎると少しずつつ背骨の椎間板の水分が減っていき、40歳になるとほとんどないといわれます。だから朝起きた時は特に、靱帯や筋肉が硬直して腰などが痛くてこわばっているのは仕方ないのです。そこでストレッチは良いのですが、皆さんは背骨のストレッチはしているのでしょうか、股関節や肩のストレッチは良くしますが、体幹である背骨は重要です。背骨は腰椎、胸椎、頸椎の24個の椎骨からなっていてS字状のカーブを成しています。一個一個に3次元の動きがあり、バランスをとって姿勢を保っています。ところが姿勢が悪いと、背骨が歪みます。1か所が歪むと補正作用が働き、上部の背骨が歪み、普通の人でだいたい14か所歪んで、それらの補正作用が働きたくさんの骨が歪んだように見えます。その結果後ろから見たら蛇のような背骨だったり、横から見たら、背中が丸くて腰が曲がった猫背やストレートネック、なんて人が多いのです。スマホを見ている人の姿勢は必ず骨盤が後傾して腰椎が後湾して後ろに丸く、頭を前に突き出してストレートネックの姿勢になるので、若くても長年続けていると、お年寄りの姿勢になります。そしてその姿勢が続くと、特に負担のかかる椎骨がロックされ動きが無くなりズレて、椎骨から出ている神経の圧迫が起きたりして痛みしびれなどの感覚障害、運動神経の障害による運動マヒが起こります。当然ロックした椎骨は負担が大きいので変形が進み、骨棘が出たり、つぶれたような椎骨になりやすくなります。よって背骨の骨が11個すべて動きが損なわれないように、背骨を動かす体操はとても大事です。でもそれは自分でやるのは難しいので、当院では、最近骨盤や、背骨のゆがみを直すような施術をしています。一番問題となる椎骨を見つけて、動きをつけるようにしています。一番問題となる椎骨が矯正されると、上の椎骨で歪んでいた骨も自然と治っていくので、歪んでいるすべての骨も矯正する必要はないのです。それで矯正すればそれで終わりではなく、今までの癖があるので矯正しても、すぐに戻ることがあります。しかし何度か矯正しているうちに脳がもともと記憶している正しい背骨の位置を思い出して、再び歪みにくくなるので、しばらくは良い状態が続きます。もちろんスマホをいじって猫背の姿勢をとっていたらなかなか歪みが直らないのはご想像の通りです。そして背骨が整った状態だと脳からの神経伝達が100%になり体の状態は、とても健康体になります。自律神経、感覚神経、運動神経が脳からの正確な情報が伝わり、内臓の調子が良くなったり、頭痛やめまいが良くなったり、成長期の子供はもっと背が伸びます。不調だった、体の部位の自然治癒力が100%働き、健康で長生きするという事です。私は、健康な人をもっと健康にをモットーに、痛くなってからも大事ですが、痛くなる前に未然に予防医学としてもやっていきたいと思います。

スポーツ整骨院 はり・きゅう院 通信 2022 9月号

  9/19日は祝日ですが診療します 

  暑い日が続きますが、時折集中豪雨があって、たびたび河川の氾濫などの水害が全国、北陸地方や、白山市でもあります。84日の大雨では、梯川の氾濫,などいたるところで川の氾濫が起きました。低い土地の所に水が流れ込み、畑が水没したり、手取川の河川敷のサッカー場の芝がめくれあがったり、いろいろ経験したことのない水の被害に改めて危機感を覚えました。その時私は、石川県ではまさかそれほどの被害が出ないと高をくくっていたのですが、避難警報が出たので、手取川を何回も見に行ったり、整骨院の近くの安産川に、何度も川サイドを歩いて水位をチェックしていました。安産川では川下の方は少し氾濫して周りの畑などは水につかっていたのですが、整骨院のこの辺りは、あと40センチ水位が高くなっていれば氾濫するほどだったので、あぶなかったです。手取川を間近で見ていて、大規模な濁流、川の深さ流れの速さに、圧倒され、もし手取川が氾濫したら、美川町の広い範囲で、家が流されたり床上浸水など甚大な被害になると思いました。いつも全国でゲリラ豪雨などで水害が起きると、私は手取川は、水量がいつも少ない小川のようだし、安産川も、分岐点の放水路に99%水が流れているので氾濫することはないでしょう、なんて患者さんにも話していたことがあったのですが、そんな事はありません。今は住宅が増えて、コンクリートの土地が増え、川の舗装でたまった雨水が地面に吸収されず、ダイレクトに川に流れ込みます、そして川下になればすぐにあふれんばかりの水が溜まります。また温暖化の影響で、海水温の上昇で雲が発達しやすいためにゲリラ豪雨が頻繁に起こり一気に川の水が増水するのでしょう。これほどの規模の被害はかつては100年に1回だったのですが、10年に1回もしくは毎年起こるかもしれません。これらは地球環境の変化がもたらしているのでしょう。地球の変化は変えることは難しいですが、自分たちのできることは、備えてやっていくしかにないでのでしょうか。

  開業して10年が経ちました。10年でいろんなことがあり変わったところもいっぱいあります。家庭では、当初 は自分の子供は小さくて幼かったのですが、今では中高生になり、かなり大きくなりました。整骨院の看板も色が褪せてかなり薄くなってきました。色んな変化が起きても、心身共に健康でいられることがとても大事であるという事は間違いありません。最近、中学校の同級生にあってしゃべることがあり、久しぶりに同級生をみると見た目は、太ってお腹が出て頭や顔なども老けてしまいますが、残念ながら心も老けてしまう人もいます。思ったことをストレートにデリカシーのないことを言ったり、愛のない言葉を言ったりするのは、年を取ったなあと残念に思います。心の変化は誰でもあるのですが、自分としては、若者のように新しいことにチャレンジして、また人に親切にして仕事をしていきたいと思っています。最近運動不足で体重が増えてお腹が出てきたので、運動も頑張りたいと思います。夏は、体力の消耗が激しく食生活が乱れて肥満になりがちですが、もっと筋肉をつけていきたいです。

スポーツ整骨院 はり・きゅう院 通信 2022 8月号

  高校野球のファンである私は、石川県の地方大会から試合を見ています。暑い中一生懸命プレーしてみている人に感動と元気を与えてくれます。ここに来られた患者さんもたくさん出場しているので、画面越しで応援しています。最後は負けて終わるのですが、結果より過程の方が大事です。充実した競技生活であれば必ず今後の人生にプラスになるでしょう。

  今年は早くから猛暑ですが、こんな時は海や外のプールに行って涼をとりつつも運動するのが最高でしょう。ところが学校でのプールは、水温+気温が65℃以上の時には適さないとされ日射病や熱射病になるから中止にするというから変な話である。例えば水温30度 気温35度の時こそ一番気持ちが良いのに、熱中症になるという考えがおかしい。水は体温を急激に奪うので水温30度程度では逆に体は冷えるのである。水温が上がって菌が増えるのであれば、プールの水を変える回数を増やせば冷たくなって清潔で良いでしょう。文部科学省がそこまで熱中症に神経をつかうなら、真夏の部活動こそ熱中症の危険があるのでやめてもいいのではないかと思う。それにスポーツも勉強と一緒で暑いと集中できません。炎天下の中、サッカーなど外のハードな競技は体力の消耗が激しく暑くてボーとしてやる気が出ないし、あまり上達もしない、もちろん体育館の中の競技も高温多湿で大変だ。地球温暖化でもう日本の夏は水泳やマリンスポーツ以外は適さない季節ではなかろうか。大好きなゴルフなどやっている人は、気を付けてやれば良いでしょう。しかし試合に勝つためには夏でも休むわけにはいかないというのが日本流。夏休みの間1日中部活をしたり、時間ばかりかけて毎日のルーティーンのように何も考えずに言われたことをこなすだけで、時間を費やした割にあまり上達しないのが部活動、みんなそういうわけではないですが、意識の高い選手は暑くても一生懸命やります。半数以上の生徒は暑くて大変だけどとりあえずやっているような気もしないではない。もっと時間を短縮して行えばよいと思います。

   

  実は私、初めは整体師になりたくて、大学生のころ、大阪でカイロプラクティックの学校に通っていました。そこで保険を扱える柔道整復師を知って資格を取って10年余り修行をして開業したのです。その間はずっとカイロの勉強をして、今まで続いています。カイロ以外にいろんな手技を習って習得して実践してきました。その中で一番効果のある手技も大事なのですが、それよりも自分が好きな手技(カイロ)の方がやってて楽しいので、それをもっと極めていこうかと思うようになりました。

カイロプラクティックとは脳から出ている神経の通りを良くして自然治癒力を高める手技です。神経が背骨を通って神経が分かれて臓器や手足、皮膚、筋肉など色んな所に伸びています。体は60兆個の細胞からできて、脳が神経を通して管理しています。ところが神経の流れがストレスなどで妨害されると痛みなど症状で教えてくれるのです。医者からもらう薬などで症状を抑える助けをすることができるが根本的に治すことができません。心身を治すことができるのはその人の自然治癒力であります。神経の圧迫などで症状が出る原因に背骨の歪み(亜脱臼)があります。その原因に身体的ストレス(ケガ、姿勢など)精神的ストレス、科学的ストレス(タバコ、薬、食品添加物など)これらは必ず避けられないもので、その人の許容範囲を超えるストレスを受けると、背骨がずれて神経を圧迫するようになります。すると神経伝達の異常が起き自然治癒力が働かなくなり、痛みなどの症状が発生します。また自律神経のコントロールできなくなるなども、カイロプラクティックの手技で脳からの神経の働きを良くして自然治癒力を高めてくれるのです。

スポーツ整骨院 はり・きゅう院 通信 2022 7月号

  この時期は春と夏の季節の変わり目であり、日中の温度差があったり、梅雨の湿気もありとても疲れやすいと感じます。この時期に中学や高校の大きな大会があって、このようにケガの多い時期でもあるので、健康管理に注意したほうがよいでしょう。私自身最近、運動もしないで食生活が乱れてしまい、体がたるんできたので、体作りをしていこうと思います。

 いつもこの時期、県大会などでスポーツで活躍する中高生の結果を楽しみにしています。中学で活躍した子供たちは、スポーツの強豪校に行っても結果を出して北信越大会に出ているのを見てるとすごいなあと感心します。各スポーツによって強豪校は違いますが、県で1位になる強豪高校に行くとやはり、練習の質や量が多くて、またチーム内に強いライバルがいて切磋琢磨し自分が成長できるし、がんばればよい成績がとれるようになるのだと思いました。

  さて、令和7年度末をめどに中学校の部活動が今後、地域主体で、地域のスポーツクラブや民間団体などに移すようで、以下の2点が課題としてあるようです。

1保護者負担の増加(指導料や生徒の送り迎えなど)

2地域移行の受け皿があるか(指導者は確保できるのか)

特に1の保護者の負担ですが、少年野球やサッカーなどの小学校のスポーツ少年団などを経験している子供を持つ親ならお分かりですが、試合が多すぎてめちゃ大変です。息子が少年野球をしていた時は、シーズン中、毎週試合で、朝から夕方まで親もかり出されます。お茶当番などはやめればよいと思っていました。良い点は中学校の先生の負担が減ること、質の良い指導や環境を選べること、などがあるのではないかと思います。いまでも、中学や高校の部活動は、勝利至上主義がはびこり指導者ばかりが熱くなって、主役である選手は、命令されて軍隊のように動き、疲れて家に帰ってくることが多い気がします。今では体罰などはニュースで取り上げられるほど由々しき問題で、なくなりつつあるが、かつて私が学生の時は、体罰が横行していたので、指導者の気に入らないプレーで体罰を受けるという経験したのでした。体罰や暴言によって得るものはなく、自己肯定感を失い、ミスを恐れるようになり、スポーツを楽しむこともできなくなります。もし部活をやめたくなっても周りの友達関係や監督との関係を過剰に意識する思春期の子たちは、例え、人間関係がうまくいってなくても、練習時間が長すぎてブラックな部活動であっても、真面目に最後まで部活をやり通すというという子もいると思います。かつて私は部活を3年間やり通して勉強と両立させるのが良いという間違ったポリシーを持っていて、後になって部活をやめればよかったなあと思うことが多々ありました。スポーツはルールのある遊びであるというのは私の理想で、時間を忘れるほど夢中になって没頭できるフロー状態になることです。好きになれば自分から進んで研究します。人から命令されてやらされる時点で楽しくないのです。自由にプレーをして批評はしなくていいのです。大人は子供にすぐにうまくなってほしいために上達の近道ばかり教えるのですが、子供の好きなようにやって楽しければそれでよしだという子もいるし、もっと上達したい選手は自分でユーチューブを見たりしてコツを見つけるという楽しみもあるし、名コーチのもとで習いに行くのもよいでしょう。あまりプレーについて手取り足取り押し付けるのは良くないと思っています。長い目で見て、自己肯定感を育むためには、指導者が熱くなってプレーで怒ったり、命令や指示するのはマイナスでしかないでしょう。大人ができるのは保護とお手伝い、アドバイスではなく子供の意思を聞いて尊重してあげる。自信をもって何事もチャレンジできるような精神を育てることが理想だと思います。

スポーツ整骨院 はり・きゅう院 通信 2022 6月号

スマホ、ネットゲームの有害

  15年位前からスマートフォンが普及して人々は常に下を向いてスマホを見ているという異様な光景がある。特に10代の若者はスマホやタブレットを利用してネットゲーム依存やSNS依存になりやすく、アメリカでは18歳から25歳までの45%がSNS依存ではないかと回答している(2019年)。

  最近の子供は、昔と何か違うと感じる、1つに不登校の子が増えていることがある。昔と生活環境が異なるのが原因だと思うが、特にタブレットやスマホなどの液晶画面を見てばかりいるのが発育途中の脳に良くないのではと強く感じている。実際ネットゲーム依存の人の脳は、ドーパミン(やる気、幸福感などのホルモン)が減って、その受容体も減ってしまう。またブドウ糖の代謝が減ってセロトニン受容体の機能も低下する。脳の前頭前野(人間としての判断や理性を司る)は8歳から14歳に著しくは発達するがその時期に、ネット利用が増えると大脳の灰白質と白質の体積が少ないまま大人になってしまう、その結果、ひきこもり、学業低下、仕事の低下、昼夜逆転、キレやすい、無関心、無気力、体調不良、対人恐怖症などが引き起こすといいます。ゲームは刺激が強くて手軽に脳を興奮状態にして快楽をもたらすかもしれないが、脳の正常な働きを失いまた、中毒となって依存性が高くなり、病院でネット依存外来までできてしまうほどである。

  小さい子供に親はスマホを与えて手がかからないので楽かもしれない、しかし、刺激の強い液晶画面をみて操作している保育園ぐらいの子供は、成長とともに心と体が健康でいられるのか疑問に感じる。リアルな体験、リアルな行動こそ脳の発達や体の発達には不可欠で、実際に人類400万年の歴史でそうして生きてきたのである。わずか数十年でゲーム文化が定着し、バーチャルで刺激的な液晶で戦争ゲームなど子供の頃から夢中になってやっていたら、脳が正常に発達しなくても不思議ではないと思ってしまう。

  

  もう1つとても怖くて大事なことはスマホなどの機器からは、常に体に有害な電磁波(高周波)が出ているのである。高周波は電子レンジやWi-Fi、電話などから出ているが、スマホの場合、機器から上方に30センチ以内が大量に高周波が出ている。私自身、電磁波測定器を持っていて検証してみたのでよく分かります。つまり、スマホを体の近くで見ている時にまともに電磁波を脳に受けているという事です。電磁波障害についてはまた機会があったら書こうと思うのですが、がんやアトピーなどの現代病の原因となります。25年位前、携帯電話が普及し始めた時に電波が出ているので携帯を持つのは体に良くないと一部の知識人は知っていたが、日本は経済を優先する国なのでスマホの電波障害については今でも一切公表しません。子供を大切にするスウェーデンなどでは子供に電磁波の障害になるものは子供に持たせないのです。

  外に出て太陽の光を浴びて適度に運動をする。体と脳の発育のためにも子供たちは特に外で体を動かして遊んだらいいと思います。

スポーツ整骨院 はり・きゅう院 通信 2022 5月号

  こんにちは院長の中村です。温かくなって過ごしやすくなってきました。実は私、冬のスキーで痛めた肩がまだ治らなくて自分で鍼をしたりアイシングをして回復に努めています。アイシング(冷却療法)が意外とよくて、患部の腫れと痛みの神経の働きを抑えてくれます。血流もよくなり、筋肉もほぐれるようです。でも肩を使うと治りにくいのは事実で、年齢のせいもあるでしょうが、早く治してトレーニングをしたいと思います。

 

院長のひとり言

  毎週休みの日は、断捨離をしています。いらないものを捨てて見た目もすっきり、整理整頓もしやすくなります。物を捨てることで、モノに支配されることも無くなります。つまりモノを管理することに時間と労力をとられることがありません。現代は、モノでも管理するのが大変なものがあります。クレジットカード、スマホやパソコン、光電話、インターネット回線など契約内容や料金設定がややこしくて情報が多すぎて管理するだけで時間と労力が奪われます。安いからといって、新しく契約して暗証番号が増えすぎて分からなくなったり、そんな方が多いのではないでしょうか。つまりたくさんの情報を管理するだけで貴重な時間が奪われます。パソコンの中のいらないファイルなど捨てて整理したり、いらないメールが届くのもやめたらよいでしょう。時間とともに人は周りの環境の変化によって考え方や、生活も変わりますのでそれに合わせていらないものを捨てると、今までの自分のこだわりや執着心といったものも無くなり、新しい自分に生まれ変わることもできます。買うときよりも捨てる時はエネルギーを使います。そして簡単に捨てられないもの、捨てるとお金がかかるものも増えています。その時は捨てれなくてもちょっと時間が経てば思い切って捨てることができます。すると運気が良くなって新しい情報が入ってくるし、新しい未来がやってっきます。新学期が始まって新しい生活、新しい自分に出会いましょう。

 

  ウクライナでの戦争

  毎日、ウクライナでの戦争をネットやテレビでとても気になって見てしまいます。紛争は毎年のように世界でよくあるのですが、特に全世界に影響があるのでリアルな映像で世界に報道されています。この戦争は情報戦でもあり、偏った情報が日本にも来ているのは分かっているのですが、現地の惨状が生々しく配信されているのを見ると、どうしても自分の中でも善悪をつけてウクライナを応援したくなります。気にしても何もできないのですが、数か月後には新型コロナのようにみんな慣れてしまいあまり気にしなくなるのが怖い気がします。

情報統制されてコントロールされる独裁国家は、自由がなく支配されるがままですが、民主主義の日本でも知らず知らずのうちにテレビや新聞などで洗脳されていることに気付くことも大切です。平和な世界と経済状況の回復が早く訪れるといいですけど難しいようです。

スポーツ整骨院 はり・きゅう院 通信 2022 4月号

 こんにちは院長の中村です。13か月ぶりに通信を再開してみました。8年続けていたのですが、しばらくお休みして、また自分の思いなどを書きたいと思い、始めました。今年は開業10年目、コロナ、戦争、不安なニュースが多い毎日ですが、毎日楽しく過ごしていきたいです。

季節の変わり目のこの時期は患者さんが増えて、腰や肩、首の痛い人が多いように見受けられます。私も数か月前から首が痛くて、頸椎の痛みであることが分かってきました。首の表面的な痛み(筋肉、靱帯)ではなく、椎間板の痛みではないかと解釈しています。頭を前に出して屈曲している時間が長いと、椎間板が後方に行きやすくなり、歪んでしまいます。朝や午前は調子が良くて、夕方や夜になると痛くなります。自分で頸椎を正しい位置に矯正すると痛みが無くなりますが。時間が経つと痛みが出るので、治るのには時間がかかります。同じことが腰にもあてはまります。腰の奥が痛い、背骨(腰椎)が痛いなどは椎間板が原因ではないかと考えます。こういった場合は周りの筋肉をやわらげて、背骨を正しい位置に整復し、正常な椎骨の動きをつけるようにします。自分でできることはなるべく、腰椎、頸椎の前弯をつけるように反るような動きや姿勢をとるようにします。治るのには少し時間がかかりますが、よくなる人がほとんどです。

 

院長のひとり言

 今年は、趣味であるスキーをたくさん練習しました。去年息子がスキーの検定を受けているのを見て自分も受けたくなって、わざわざ大雨の中、岐阜県のスキー場まで行って2級を受けたのに落ちてしまい、とても悔しい思いをしたのでした。今年はシーズンオフから身体を鍛えて作り直し、2級を受かって、なんと1級も受かることができました。この年でもやればできる!また次のステップに挑戦したいと思います。

 

ストレッチ

 私自身ストレッチは毎日30分ほどしていました。しかしやりすぎすぎは良くないという事があります。筋肉を伸ばしすぎると逆に痛めることがあります。筋肉や腱は伸びた状態が続くと緊張して逆に硬くなってしまい時には損傷してしまいます。だから柔軟性を必要とするトップアスリードたちは、必要以上に体を柔らかくしますが、中高年のスポーツ愛好家は気持ちがいいと感じる程度のストレッチで良いと考えます。体が硬くなることで関節を守っていると考えることもできます。いわば天然のサポーターのようなものです。そこで筋肉を伸ばすのではなく縮めるという事を意識して体操をすると筋肉が緩み、痛みや張りが取れて、柔軟性が増すこともあります。両肩を縮めてすくめて、ストンと下す体操です。肩回りや首、肩甲骨が軽くなります。ただやっぱり体が硬いと姿勢が悪くなり、関節に負担がかかって色んな弊害(肩こり、腰痛)があるし、見た目が年老いて見えるし、適度の柔軟性は必要です。

院長プロフィール

中村孝範
資格
  • 2002年 柔道整復師免許取

親切・丁寧な対応をモットーとしておりますのでお気軽にご相談ください。

ひらかまち
スポーツ整骨院
はり・きゅう院

076-278-5077

住所

〒929-0204
石川県白山市平加町リ33番1

JR北陸本線美川駅 
徒歩13分

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