こんにちは、院長の中村です。今年は暖冬の影響で、晴れの日も多く、いくぶん過ごしやすい毎日が続きますね。暖かいのは冬においては結構なのですが、地球温暖化が気になるところです。パリで行われたコップ21では温室効果ガスの削減にむけて先進国と途上国で意見の折り合いがつかなかったり、CO2の削減目標を設定しても、実際減っていかないのが目に見えているので、将来大変な異常気象になりそうで、怖いですね。それはさておき、いよいよ今年もあとわずか、振り返ってみていい年だった人、あまり良くなかった人様々ですが、来年はきっと良くなるようにがんばっていきましょう。
部活について
中学高校で勉強と部活の両立が大事などよく言うが、高校ぐらいになるととてもじゃないが両立は難しい。勉強はハードだし、部の練習も朝練があり、夜も遅くまで練習して、忙しくて目が回る。かくいう私も、高校のときは強豪バスケットボールに所属し、宿題の多い高校に行き大変苦労した。でも一つ先輩でバスケット部のキャプテンを務め、国体にも出て、勉強でも有名国立大の工学部に受かった。でもそういう人は元から基礎学力(小さい時から本をたくさん読んでいるなど)があるのだと思う。勉強でも基本ができていないと、部活を引退してから受験での追い込みがきかない。勉強の話をすると長くなってしまうので部活の話に戻すと、毎日毎日3時間も4時間も青春の貴重な時間を割いて部活をするなら、有意義なものにしなければいけないと思う。今でも日本ではとても無駄な練習が多いような気がする。今では体罰は完全に禁止となり、なくなりつつあるが、私が学生だった20数年前は、まだ根深く残っていた。私の経験では、プレーでミスすると監督に殴られたり、馬車のように毎日走らされたりして、精神を鍛えるかのような練習が多かった。それでは、部活が楽しくないし練習が苦しい割には上達もしない。ケガをしてもテーピングして休まず練習をして、大人になってから昔痛めた古傷が痛み出すこともある。本当に強いチームを作る為に長時間厳しい練習に耐えればいいのかというと、違うのではないかと思う。
ラグビーの日本代表はワールドカップで活躍したその背景には名将エディ・ジョーンズ監督が世界一厳しいと言われる練習を課したが、やはりその背景には日本人を分析し、世界に通用するためのチーム作り、そして綿密なプログラムによるものだった。良い成績を残すには、ある程度厳しい練習が必要だが、ハードな練習が試合にしっかり生かされるのが、考えなければいけない。毎日漫然と同じ練習をしたり、だらだら時間をかけて練習してもはっきり言って時間と労力の無駄である。例えばピアノの練習はピアノの本を順番に簡単のものから練習していき、合格したら次の課題に進んでいく、実に合理的である。苦手な部分を特に練習しながら毎日30分以上練習を続けると、階段を上るように毎日少しずつだが上達していく。部活も毎日3、4時間もかけてするなら、明確な目標を持って、毎日課題を持って取り組み、毎日何かを得るものがなければいけない。そして練習は楽しくなければ意味がないし、上達しない。練習中体育館の時計ばかり気にしているようであれば、もう一度部活を続けるか考えた方が良い。お母さんのためにやっているのではないし、有名大学に行くためにやっているのでもない。まして監督やチームのためにやっているのではない。自分のために、つまりそのスポーツが好きで楽しいからやっているのだという事を自分自身確認した方が良い。やらされている子はプレー見たらすぐに分かる。なぜならスポーツをしている時の姿はその人の性格や本性が出るからである。
もう一つ思うことがある。石川県でも一昔前から、金沢商の女子バレーボール部、小松市立の女子ハンドボール部などは毎年インターハイに出る常連の強豪校である。彼女たちは朝の早くから夜の遅くまで練習に明け暮れて、盆正月もほとんど休まず練習にしている。他にも高校野球の強豪校や星陵のサッカー部などもきっと大変だろうと思う。何かに打ち込み夢中になるのはいいが、忙しさの余り視野を狭くして周りが見えなくなっていないか注意してほしい。自分の周りの友達と仲良くコミュニケーションがとれているか、家族みんな健康で助け合っているか、今世の中でどんなニュースが流れていて、何が流行っているか、自分のやりたいことができているか、恋愛ができているか。ようは部活や勉強に全てをかけて、他のことを犠牲にしてはいけないと私はいいたい。私の経験では部活と勉強に全ての生活をささげたため、高校を卒業してから、世の中のこと、友達のこと、何も経験してなかったこと全てに遅れをとり、大変後悔したことがあった。
10代の今の時期しかできないこと、自分のやりたいことは我慢せずやった方がいい。一度立ち止まって視野を広く持ってみると、大事なことに気付くかもしれない。朝早くからお弁当を作ってくれているお母さんのことや、練習試合のために車を出してくれているお父さんのこと、そして、今の感性を大事にして毎日充実して生活をしてほしいと思う。
今月の出来事
11月22日
岐阜県のホワイトピア高鷲というスキー場に行ってきました。そこは美川から高速で東海北陸道を通って、ひるがの高原ICで降りて近くにあるスキー場です。この辺はもうこの時期でも3か所ぐらい人工の雪でのスキー場がオープンしており、スキー愛好家が遠くから足を運んでスノーボードやスキーをエンジョイしています。この時期にスキーをしに来る人は、時間のある大学生や、本格的にスキーをしているスキークラブの学生、あるいは私の様なスキーばかである。これからスキーシーズンに入るのが楽しみであるが、ほどほどにしていきたいと思います。


12月6(日)
平加町の安産日吉神社しめ縄作り奉納が、氏子総代の方々や安産会の方で行いました。この日は天気がよく
そんなに寒くもなく作業がし易かったです。去年は雪が降り、かじかむ寒さでの作業でしたが、今年は暖冬の影響で暖かい晴れた日が多かった為、この日も作業がしやすい天候でした。1年経つとしめ縄の作り方を忘れるような年配の人たちばかりでの作業ですが、やりがいを持って皆さん取り組んでいます。作り終って奉納が終わった後は、心が晴れ晴れとします。同じ時期での、同じイベントなどを毎年行う時、私はいつも、もう1年たったのかと時の早さを身に染みて感じるのは私だけでしょうか?

12月初旬
今年も我が家の柿の木が山のように実がなるので、仕方なく干し柿を100個ほど作ってみました。毎年柿を剥いて干しているとカビが生えたり、小バエが集り腐ってしまうことが多いので、今年は11月の下旬ごろの木枯らしが吹いてから干し始めました。そのせいでなんとかいい感じで干し柿ができそうです。………と思いきや、暖冬の影響で雨が降って、暖かいと少しカビがでたり、コバエが集りました。やはり北陸は干し柿作りは向いてないようです。

余談ですが、渋柿のシブは、今年流行すると言われるノロウイルスを寄せ付けない為にうってつけだそうです。私は毎年、渋柿でさわし柿を作るのですが、アルコールでつけてもまだシブが取り切れていない柿を口に入れてしまうと、口の中が麻痺したようになり、大変な思いをします。でも口の中のヌメリがとれ、歯が消毒されたようにキュッキュと引き締まります。渋柿のカキタンニンという成分がタンパク質を凝集させる性質があり消毒効果があるのです。柿渋を取り入れた消毒液の作り方は、渋柿から果汁を取出し、アルコール液と1対2の割合で混ぜるのです。ホームセンターなどでも渋柿液が売っているようで、10倍に薄めて消毒液として使えるようです。毎年、渋柿は実ってもあまり摂らずに、ほったらかして鳥のエサとなっていたのですが。新しい利用方法が見つかり需要がでてくるかもしれませんね。
一流スポーツ選手の育て方
オリンピック選手やプロ野球などの一流選手は、どういうふうに、子供のうちから練習したらいいのか、私のオリジナルの考えをまとめてみました。何にせよ一流になるには個人一人の努力だけでなれたのではなく、家族の支えや援助、よき指導者の出会いなど、たくさんの周りからの助けによって成し遂げられたものであると思う。特別才能があっても周りの環境が悪かったり、本人の考えが違う方向だったりして、その道のプロに慣れなかった人も数えきれないくらい存在する。だからその道で活躍できるようになったら、周りのお世話になった人たちに感謝し、自分は運が良くて、環境に恵まれたおかげで、今の自分があると常に自覚すべきであると思う。
では、オリンピック選手やプロ野球選手などを見てみるとやはり小さい子供のころから、親がつきっきりで指導し、子供も一生懸命高い志を持って練習しているのである。親は若いころそのスポーツを高いレベルまでやっていて自分の果たせなかった夢や目標を子供に託して一生懸命指導するのは分かるが、子供が小さいうちから親の言うとおりになり、そのスポーツを好きになり一生懸命練習するのはすごいと思う。うちの子に限っていえば、好き勝手気ままに生きているから、色んなスポーツを教えても素直に習う気もないし、やる気もない。一流なるには程遠いかなぁと期待が出来ない。そのへんは、尾木ママのような教育の専門家がどうすればいいか分かっているでしょう。
では一流になるにはいつから始めればよいかというと、もちろん早い方がよいと思う。ピアノだったら絶対音感を身に着けるには3歳ごろからやった方が良いし、グランプリファイナルで金メダルのフィギュアスケートの羽生結弦も4歳から始めてるし、体操の内村航平は、1歳ごろから鉄棒につかまらせて感覚を身に付けさせた。
早く始めないと日本のトップになれないスポーツがある。体の特別な柔軟性や高度な職人技を要する新体操や器械体操、フィギュアスケート、トランポリン、クラシックバレエなどは保育園のうちから始めた方が良いと思われる。そして今の子供は外で遊ばなくなったし、野球やサッカーなども小学校の低学年頃から始めた方が良いかもしれない、なぜなら運動能力が昔の子供より低下しているのだから。バスケットの神と言われたマイケルジョーダンは一時期引退し、野球のメジャーリーグに挑戦したが、マイナーリーグの球にも全くあてることができなかったように、どんなに運動神経が良くても大人になってからでは脳の細胞が新しく分化しない為、ボールをとらえる空間認知能力には限界がある。しかし早く始めればよいが注意しなければいけないことがある。それは本人のやる気を損なうような、厳しい練習や、体を鍛えすぎて関節や筋肉を痛めるようなことは、そのスポーツが嫌いになったり、ケガがもとで練習ができなかったり、記録が伸びないことも多い。まず子供のうちはスポーツの楽しさを教えることが大事であると思う。
運動神経は3歳まででほぼ決まるといわれるが、では3歳まで何をすればいいかというとまだ調査済みで分からないのですが。個人の能力はやはり生まれつきの遺伝的なものが大きくかかわると思う。一回で出来る子や、100回やっても出来ない子がいるのは事実で、性格や体の丈夫さ、力の強さなど、バランス力など先天的な能力は半分ぐらい親から受け継いでいるように思える。
小さいうちにやっておいたスポーツは、いくつかあるので、私がいいと思うものを挙げてみた。
水泳
心肺機能を強くし、体を丈夫にし、ぜんそくを治し
たり、風邪をひかない体にし、左右対称的な運動なのでバランスよく筋肉が発達する。掛け持ちで他のスポーツと一緒にやっている子が多いです
体操、新体操 バレエなど
体の柔軟性を高め、瞬発力やバランス感覚、筋肉の発達、あらゆる運動の動きの基礎になり、運動神経の発達に良い。空中における体の位置関係、方向感覚なども身に付く。
レスリング
手でつかんだり、引いたり、押したりする感覚はとても大事で、抱きついたりすることで胸郭や脊椎の律動運動を覚えていく。体幹部が強化され、敏捷性や柔軟性も身につく。
他にもいろいろあるが、小さい子供のうちに発達しやすい、体の柔軟性やバランス感覚、体の発育には以上のスポーツは良いと思う。
そして小学生ぐらいになり、総合的な運動能力が必要とされるスポーツもいいのでハンドボール、野球などが私はいいと思います。
野球は、投げる、打つ、ボールを取る、走る、スポーツの基本的な要素が含まれている。野球をやっている子はドッジボールが上手かったり、テニスをさせてもその後の上達が早い。ただ肘や肩を酷使して痛めないように注意すればいいと思う。ハンドボールは、投げる、飛ぶ、敏捷性、複雑なステップなど総合的な運動能力が要求されるのでおすすめである。ただハンドボールは接触プレーが多いのでケガをしない体つくりも必要となる。また、ハンドボールは日本ではマイナーなスポーツで石川県では一部の小学校や中学校でしかやっていなかったりしてなかなかやる機会が無いのが現状であります。
以上、今回はスポーツ全般について私の個人的な意見がほとんどでしたが記載してみました。次号ではスポーツ別にどの時期にどのようなトレーニングをすれば一流になれるか記載する予定です。
