新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
院長の中村です。暖冬の影響で天気のいい日が続きましたが、小寒に入ってから、冬らしい荒れた天気になってきました。でも今の所、雪が積もる気配もなく雪かきをしなくていいのですが、こんなに雪の少ない年が今までにないので、温暖化の影響なのかと少し不安になります。
インフルエンザやかぜが流行ってきましたので。うがいや手洗いをして予防し、寒さに負けないような強い体を作っていきましょう。
院長のひとり言コーナー
先日起こったスキーバス転落事故では、15人が死亡し、4年前の関越自動車道の高速バスの事故以来、また大きな惨事となりました。スキーツアーバスは私が埼玉県にいた10年位前よく利用し、東京から長野、新潟などのスキー場へよく行ったものです。スキーバスは早朝出発するものもあるが、夜出発して早朝現地に到着するツアーが多いのが特徴です。多くは大学生などの若い人がほとんどで、バスはとても窮屈で疲労を伴いますが、とても料金が安く、若い学生に人気があります。私の経験では、バスが夜出発して深夜に雪深い山道を走行している時、とても揺れたりするので、怖くて不安だったのを覚えています。崖から落ちないかなあ、とか運転手が安全運転に心掛けているかなあとか、一抹の不安を覚えていたのも事実です。私も冬の山道を運転することが多いのですが、細い道幅で、曲がりくねった雪の坂道を運転するのはかなり怖いです。しかもツアーバスの場合、深夜で運転手が眠い状態で、大型のバスが凍結した地面の曲がりくねった細い山道を走るのは、考えてみると本当に危険だということが分かりますね。一度、ツアーで深夜に蔵王温泉スキー場に向かっている時、バスがスリップして、ずるずると山道を下がっての行くのを目の当たりにした時は、かなり恐怖を感じたこともありました。バスに乗る時、たくさんの乗客の命を運転手に預けるわけですから、運転手はとても責任重大であります。寝不足や、体調不良などの時は運転してはいけないと思いますね。
部活について
前回も部活について書いたのですが、スポーツ全般について、とくに若い子たちが上達し、成長するにはどのようにスポーツに取り組んで行ったらよいか書いてみました。前回の「部活について」で少し触れたのですが、部活は楽しくなければいけないという事について詳しく書いてみたいと思います。練習をするにあたって、とくに小学生から中学生の年代は練習を楽しみ、試合の結果、成績を気にしすぎてはいけないと思います。そのスポーツを楽しみ、面白くて夢中になって取り組み、その中で、うまくなるために自分で考えたり、工夫したりすることがとても大事になってくる。そして試合の結果ではなく試合の過程が大事である。つまり試合で力を出し切れたかどうか、試合を楽しむことが出来たかどうか。それらの経験はのちのち大きく成長するために生かされるのである。そのスポーツが好きで楽しんで取り組んできた選手は、いざ勝負どころでも負けない精神的な強さがある。大事な場面でもその緊張感を楽しむことができ、思い切ったプレーが出来る。逆にあまり厳しく怒られて練習をした選手は、失敗を恐れ本番で萎縮して力が発揮できないこともある。そのスポーツが好きで楽しんできた選手は、大人になっても生涯スポーツとして楽しんでいる人が多いが、中学高校でつらい練習をしてきた人は、その時結果を残してもその後燃え尽きたように、まったくやらない人も数多くいる。どのような部活動になるかは、その部のコーチや監督にかかっているが、私が思うには、練習のメニューがマンネリ化して飽きるようではいけない、ルーティーンの様なメニューでは、何も考えないで練習をこなしてしまう。また練習内容に楽しい要素があり、また次の日も練習に早く行きたいと思う気持ちにさせる。これらはとても大事であると思う。
学校の授業を例に、社会の歴史でとても面白い興味深い話をする先生から学ぶ生徒は歴史に興味を持ち、一生懸命歴史の勉強をするかもしれない。またその後の人生でもずっと、好きな歴史を通じて、色んな道が開けてくることもある。このことはスポーツにもあてはまり、スポーツの楽しさを知り、好きになれば人生が変わることもあるし、人間的にも成長できると思っている。目先の試合の結果よりも、スポーツの楽しさを知り、夢中でなれるということは、生涯の人生の財産を手に入れるのと同じであると思う。
以前この院に来た野球部の高校生が休みの日は8時間ぐらい部活していると聞き、その長時間の練習は本当にためになっているのかと疑問に思った。もっと体を休めた方がいいのにと思いました。 つい先日、中日新聞に部活動のあり方について記載していました。全国高校サッカ―選手権で2位になった東京の国学院久我山高校のサッカー部は、平日の練習時間は2時間、週1日休み、朝練禁止、この高校は部活動だけでなく、勉強やいろいろな学校生活にも励んでほしいという方針でそのような決まりになっているのですが、全国大会で2位という結果は驚きである。長野県の中学の部活動も、家族との過ごす時間を増やそうという方針から、朝練は禁止である。まだ日本の高校生の部活動の時間は平均3時間を超えているという現状があり、おそらく海外の外国人からみたら練習のし過ぎと感じるのではないでしょうか。部活動は量ではなく質が大事であることは前回の通信で書いたが、短時間の練習でも、創意工夫次第で、十分成長でき、結果が出せるという事を見習ってほしいと思います。
今月の出来事
12月21日
金沢スポレクセンターでアイススケートを子供たちは初めて体験してきました。初めのうちはとても怖がっていたのですが、少しずつ慣れてすいすい滑れるようになりました。そこで練習していた子供達の華麗な滑りは、見とれてしまうほど上手でした。この上手な子供たちは、聞くところによると、5歳くらいから始めているという。スケートはバランスが身に付くし、体にも負担が少なく足腰が鍛えられるのでおすすめできるスポーツです。


1月1日
去年の6月からでなくなった井戸水がチョロチョロですが、再び出るようになって喜んでいます。去年の手取川土砂災害の影響で平加や美川の地域の井戸水が全くでなくなり、心配していたのですが、どういう訳かあちらこちらで、井戸水が出るようになってきました。まだ出方が少ないのでどれだけ回復するか分かりませんが、自然の力に任せるしかありません。

今年は暖冬の影響で、雪が全く降らず、スキー場でもこの時期では珍しく、雪不足で、石川県のスキー場は、この時は営業しておりませんでした。よって、新潟県の妙高の赤倉観光リゾートスキー場に行ってきました。妙高まで車で3時間かかりましたが、さすがにここでは雪も1メートルほど積もっており、とても柔らかい雪で滑りやすかったです。天候もよくとても楽しむことが出来ました。
コブ好きには、とてもいい、なんと700メートルもコブ斜面が続きます。コブを滑った後は、酸欠状態となり、運動不足の自分にとっては大変こたえます。
このスキー場は、赤倉温泉スキー場とつながっており、とてもビッグなゲレンデで昭和初期からある老舗のスキー場であります。赤倉温泉スキー場は50年くらい前に、金沢駅からスキー場行の夜行列車に乗ってよく行ったということを年配の方からお話を聞きました。


スポーツ別に一流になるにはどの時期にどのよう練習をしたらいいか考えてみた。
プロ野球選手になるには
まずプロ野球や大リーガーになるにはかなり狭き門だという事を理解したい。石川県で毎年、難関である東大や京大に行く男子が50人ぐらいだとしたら、プロ野球のドラフトにかかるものあるいは育成選手としてスタートするものは、3年に1人か2人ぐらいしかいない、しかもそこから1軍に這い上がっていくには、サバイバルである。日本中のエリート中のエリート選手が集まりしのぎを削っていくのである。
野球は才能がほとんどだという、大谷投手のように160キロの球を投げられるのは、日本に彼しかいない。しかし正しい努力を行えば、野村克也氏がいうには、一流になれるという。
毎年暮れにプロ野球のゴールデングラブ賞が発表されるが、どんなに守備が上手くても、野手なら首位打者やホームラン王、ピッチャーなら最多勝投手など打率などでいい成績を出さないと絶対に選ばれない。守備の名手と言われた元ヤクルトの宮本選手だって、バッティングは3割近くの成績を出していたので、ずっと活躍できた。守備のうまい選手は日本中にたくさん存在するが、3割打てる打者、30本ホームラン打てる打者は、とても少ない。つまり野球はピッチャー以外はバッティングができなければ食っていけないので、バッティングを極めるにはどうしたら良いか考えてみた。
生きたボールを毎日打つ
素振りを100回200回毎日やっても試合で投げたボールにあてるようにはならない。プロの世界は、150キロのストレートや140キロのフォーク、120キロのチェンジアップなど、相手との駆け引きの中で0コンマ何秒で判断し、ボールをバットの芯でとらえなければいけない、相当卓越した能力が必要とされる。だからまず速いボールを小さい子供のうちから目でとらえる訓練が必要ではないかと思う。今では小学生の子供が卓球の全日本選手権に出場し、大人と試合をして早い球を捉えているのである。だから小学生でも野球の早い球もきっと訓練すれば捉えられると思います。
軽いプラスティックのバットが振れるような年になったら、とにかく速い球を軽いバットで振る。見て当たらなくてもいいが、目で球筋をとらえる訓練をするのがいいと思う。動体視力を鍛える。100キロのスピードの球を1日100球振り続けたら、徐々にスピードを上げて何年もつづけたらいいと思う。小さい子供の能力は無限なのでどんどん成長していくのではないか。小学生でも150キロのスピードボールを見るという事が大事ではないか。色んな球種のスピードボールを打ったりして、とにかく一流のストレートボールや、カーブなどを目でとらえる訓練を早いうちにすれば、未分化の子供の脳が発育し、体が成長した時に高打率のヒットメーカーになれると思う。ただ問題なのは、150キロの出るピッチングマシーンや一流のカーブやフォークを投げてくれる環境が周りに無いという事である。(最近は色んな一流の変化球を投げれるピッチングマシーンも開発されているようです。)
次回はバスケットボールについて記載する予定です。
煙害
年末年始に忘年会や新年会などでたばこを吸う機会が多かった人がいるのではないでしょうか。放射性物質は身体に悪影響を及ぼすという事は皆さんご存知で、福島原発の事故以来日本人はやたら、放射線量を気にするようになったのです。福島産の農作物や、魚介類なども日本の国民は敬遠するようになりました。そこまで神経をとがらせている日本人なのに、タバコの煙害についてはとても無頓着で、分煙がされていない社会であると思います。以下の資料は今までの事故や身近の生活における放射線量を低い順に記載しました。
- 0.6mSv(600µSv) ‐世田谷ラジウム問題で発見された夜光塗料瓶の表面放射線量(一時間)
- 2.1mSv ‐日本で、一年間に受ける自然放射線量の平均
- 3.6mSv ‐ 2011(平成23)年3月16日と翌日、福島原電の50km北東で観測された放射線量(他のエリアでは殆ど上昇していない)
- 4mSv ‐胃透視(バリウム検査)
- 6mSv ‐チェルノブイリ原電近辺での一時間あたりの放射線量(2010(平成22)年)、但し場所により大きく変動あり
- 20mSv ‐腹部CT検査 (目安)
- 30mSv ‐頭部CT検査 (1スキャンの目安、20スキャンで570mSv程度)
- 50mSv ‐アメリカ国内の原子力産業従事者の年間許容被曝量
- 80mSv ‐たばこを1日1.5箱吸った場合の1年での被曝量
- 100mSv ‐短時間で浴びたとき、がんのリスク向上が見られる最低被曝量
- 2000mSv(2Sv) ‐短時間で浴びたとき、死亡する可能性もある深刻な被曝
以上のように、たばこによる被ばく量は、放射線の被害と変わらないばかりか、200種類の有害物質を体内に取り込んでしまうのですから恐ろしい煙なのです。日本は先進国の中でもきちんと分煙されてない国であり、後れているのです。2020年の東京オリンピックで問題になっているタバコの受動喫煙の問題、その条例について議論になったのですが。健康的な環境作りの方向にすすんでもらいたいです。
三次喫煙について
三次喫煙は近年発見された概念ですが、とても危険性が高いことがわかってきました。 一次喫煙は、タバコの煙を自分の肺に直接取り込むいわゆる喫煙です。二次喫煙は、喫煙者が鼻や口から吐き出した煙や、タバコの先端から立ち上る煙(副流煙)を吸い込む受動喫煙です。三次喫煙とは煙がなくなったあとの洋服やカーペットや壁、床などに吸着したタバコの有害物質を吸入することです。三次喫煙(残留物受動喫煙)は近年提唱された概念ですが、とても危険性が高いことがわかってきました。 タバコのにおいには様々な成分が混ざり合っています。たとえば、アセトアルデヒト、硫化水素、アンモニア、ホルムアルデヒド、脂肪酸、炭化水素類、窒素化合物など500種類以上あると考えられています。またタバコには4000種以上の化学物質が含まれていて、そのうちの200種は有害物質、さらにそのうちの40種以上は強力な発癌物質(ベンツピレンやニトロソアミン他)です。国際機関において、発がん物質は物質ごとに危険度のレベルが公表されていますが、タバコの煙はいずれの場合でも、最高レベルの危険ランクです。さて、米国カリフォルニア大学の研究ではコットンのクロス、ポリエステルのフリースをタバコの煙にさらし、一定時間を置いてからそれぞれの素材に含まれる化学物質を抽出して、この化学品にさらされた場合の影響を推定しました。タバコの煙にさらされてから16カ月後、コットンのクロスから出てきた化学品は、ポリエステルと比べて、ニコチンは約41倍、ニトロソアミンは約78倍になっていました。 クロスからの赤ちゃんや子ども、成人がどれくらいの化学品の影響を受けるかを推定したところ、受動喫煙と比較して、3次喫煙で受けるニコチンは、赤ちゃんや子どもで6.8倍以上、成人であれば24倍以上になると推定されました。ニトロソアミンについては、赤ちゃんや子どもは16倍以上、成人で56倍以上と分かりました。タバコの煙にさらされた部屋の中では、発癌物質を含む様々な化学物質がただよい、タバコの煙成分や匂いのもとになるガス成分はいたるところに付着して、受動喫煙以上の影響が三次喫煙(残留物受動喫煙)にはあると想定されました。 子供や幼児は呼吸速度が早く、床やカーペット、衣服などに接することが多いので、残留有害物質の被害にあう確立が高いともいえます。

