背骨の重要性について
急に寒くなったり、暑くなったりまだ不安定な日々ですが、季節の変わり目という事で、体のこわばりを感じる方が多いのではないでしょうか、朝起きた時腰の背骨が重くて動きが悪いとか、つい姿勢が悪くなってしまいます。20歳を過ぎると少しずつつ背骨の椎間板の水分が減っていき、40歳になるとほとんどないといわれます。だから朝起きた時は特に、靱帯や筋肉が硬直して腰などが痛くてこわばっているのは仕方ないのです。そこでストレッチは良いのですが、皆さんは背骨のストレッチはしているのでしょうか、股関節や肩のストレッチは良くしますが、体幹である背骨は重要です。背骨は腰椎、胸椎、頸椎の24個の椎骨からなっていてS字状のカーブを成しています。一個一個に3次元の動きがあり、バランスをとって姿勢を保っています。ところが姿勢が悪いと、背骨が歪みます。1か所が歪むと補正作用が働き、上部の背骨が歪み、普通の人でだいたい1~4か所歪んで、それらの補正作用が働きたくさんの骨が歪んだように見えます。その結果後ろから見たら蛇のような背骨だったり、横から見たら、背中が丸くて腰が曲がった猫背やストレートネック、なんて人が多いのです。スマホを見ている人の姿勢は必ず骨盤が後傾して腰椎が後湾して後ろに丸く、頭を前に突き出してストレートネックの姿勢になるので、若くても長年続けていると、お年寄りの姿勢になります。そしてその姿勢が続くと、特に負担のかかる椎骨がロックされ動きが無くなりズレて、椎骨から出ている神経の圧迫が起きたりして痛みしびれなどの感覚障害、運動神経の障害による運動マヒが起こります。当然ロックした椎骨は負担が大きいので変形が進み、骨棘が出たり、つぶれたような椎骨になりやすくなります。よって背骨の骨が1個1個すべて動きが損なわれないように、背骨を動かす体操はとても大事です。でもそれは自分でやるのは難しいので、当院では、最近骨盤や、背骨のゆがみを直すような施術をしています。一番問題となる椎骨を見つけて、動きをつけるようにしています。一番問題となる椎骨が矯正されると、上の椎骨で歪んでいた骨も自然と治っていくので、歪んでいるすべての骨も矯正する必要はないのです。それで矯正すればそれで終わりではなく、今までの癖があるので矯正しても、すぐに戻ることがあります。しかし何度か矯正しているうちに脳がもともと記憶している正しい背骨の位置を思い出して、再び歪みにくくなるので、しばらくは良い状態が続きます。もちろんスマホをいじって猫背の姿勢をとっていたらなかなか歪みが直らないのはご想像の通りです。そして背骨が整った状態だと脳からの神経伝達が100%になり体の状態は、とても健康体になります。自律神経、感覚神経、運動神経が脳からの正確な情報が伝わり、内臓の調子が良くなったり、頭痛やめまいが良くなったり、成長期の子供はもっと背が伸びます。不調だった、体の部位の自然治癒力が100%働き、健康で長生きするという事です。私は、健康な人をもっと健康にをモットーに、痛くなってからも大事ですが、痛くなる前に未然に予防医学としてもやっていきたいと思います。