院長の中村です。今年は、能登半島地震から始まって、辰年という事で龍の恐ろしいパワーに圧倒される年になるのか、自然災害に翻弄されるのか、少し不安を感じます。が、例え厳しい環境でも心は穏やかに感謝の気持ちを忘れずに頑張っていきたいと思います。
皆さんは運が良い悪いとか運命やご先祖様の導きなどを信じるでしょうか(私は割と信じております)。どんなに努力しても結果が出ないことや、成果が上がらない、その道に突き進もうとすると周りの人がなぜか足を引っ張ったりして、どうあがいてもうまくいかないことは経験したことはないでしょうか。これらは、その道に進んでは良くないよというサインかもしれません。今回私がそのことを強く感じたことは、今年スノーボードの1級目指して、去年1級落ちてから1年計画で頑張ったのですが、今年はなかなか努力が報われず結果が出なかったことです。1月で受かる予定が、検定を何度も落ちて(最終的にはやっとシーズン終わりで1級受かって本当にうれしかったのですが)、最大限の努力をしてどうあがいても結果が出ないのです。そしてそれらに関わるの人間関係に恵まれずうまくいかなくて理不尽なことで苦しみました。これからという大事な時期に体を壊したり、シーズン初めから脚がだるくて練習があまりできなかったり、これらの現象はあなたの進む道は間違っているのだという、ご先祖様からなどの導きであるような、運命には逆らえない強固な逆風を感じました。あるいはこの経験から学んでほしいことがあるのだよという事を教えているようでした。人生において自分の進むべき道に進んでいる時は、あまり努力しなくてもスムーズに結果が出るような気がします。だからもし、どんなに努力をしても結果が出ない時はさっさとあきらめて、次の目標を見つけて頑張ったらよいのかもしれません。ところが不思議なことに何年か経って、過去の成果の出ない時の無駄な努力があってからこそ今の納得のいく人生を歩んでいるという事はよくあるので、無駄に見えて無駄ではなかったことも感じるのです。人生に近道はないというが、本当に回り道が近道で、努力してまっすぐ頑張ることだけが人生が豊かにするわけではないと思えるのです。執着しないであきらめること、気持ちを切り替えて次に進むことも大事であるともいいます。
そして今年の冬、スノーボードをしていてもう1つ大事なことを学びました。それは情熱の大切さです。検定を受けるとインストラクターと接する機会が多くてレクチャーを受ける機会も多くありました。インストラクターは団体によっては指針はやる気も違うことを感じたのでした。インストラクターは、私にとっては先生であり私は生徒となります。生徒としては学んで上達したいという情熱と、先生はうまくなってもらいたい、合格できるようにさせたいという情熱、この2つがかみ合ってバランスが取れてうまく機能します。ところが先生がやる気があって生徒がそれほど情熱がないと、先生はあまり情熱を注ぐことはできないかもしれません。逆にもっと問題なのは生徒がやる気満々で、先生が気持ちがこもっていないと大変なことになります。生徒の努力を踏みつぶされたような残念な気持ちになるでしょう。先生という立場は、生徒をコントロールする権力を持つ場合もあるからです。情熱がないと正しい判断ができず、より良い指導ができません。私は検定を受けて、指導員の情熱の差を感じることができました。やる気があれば正しい判断ができる、生徒に元気とやる気を与えることもできます。これらの事から、別の例に置き換えると我々の医療の業界でも患者さんが体を治りたいという熱量に対して、施術者は治したいという熱量が絶対に下回ってはいけないという事を強く感じました。気持ちがないと必ず良い言動やパフォーマンスの低下、魂の抜けたようなセリフ、嘘を言ってしまうこともあります。それを肝に銘じて患者さんに情熱をもって接していきたいと思います。