こんにちは、院長の中村です。寒い日が続き、冬が目の前までやってきました。全国的に晴天率が低いようで、今年の冬は寒い予感がしますが、はたして雪の多い年になるのでしょうか。小さいお子さんのいる家庭ではカゼが流行り出しているようで、うがい手洗いに気を付けて、風邪を予防し、寒い冬を健康で乗り切っていきましょう。

後厄のお祓いへ
情報過多の時代
ここに来られる患者さんでよく診察券をなくされる方が少なくない。おそらく財布の中に、お店のポイントカード、クレジットカード、病院の診察券などがいっぱいで、財布の中身がごちゃ混ぜになってしまい管理が難しくなっているのでしょう。それぞれのカードには大事な規約があって、個人情報やポイントの有効期限など、気にかけたりして大変である。このように財布の中を見ただけで、たくさんの情報を管理しなければいけないことが分かる。他にも生活していく上でもっとたくさんの情報を整理して生活していかなければならず、頭の中がパンクしてしまいます。
では、ある子供がいる兼業主婦の方を例にあげると、日々の生活の中で、学校委員などの役を担当します。子供会会長を担当します。学童保育の役をしています。公民館の役員をしています。今年は町の班の班長です。下の子の保育園の理事の役をしています。子供のクラブチームの部長をしています。婦人会の幹事をしています。ざっとこれらのことが同時に複数掛け持ちしてやっていることがあります。これらの役は、やる人はたくさんやっているがあまりやらない人もいるのが現状ですが、忙しい人がいっぱいです。これらの仕事は半分ボランティアのようなもので強制ではないが、責任を持ってやる必要があり、それなりに大変です。他にも外に仕事に行って、お金を稼いでこなければならず、家事もしなければならず、頭と体が1つでは足りないくらいでしょう。このように現代社会は、AI(人工知能)の普及に伴って仕事が減っていくといわれていますが、たくさんの並行してやらなければいけないことが増え、情報が多く複雑化し、整理整頓ができないまま進行しているのではないでしょうか。
さて、治療する側の立場で考えると、これでは脳がつかれてしまい、色々体の不調が出てくる可能性もあります。脳の疲れが腰や肩、首の痛みを引き起こしたり体調を崩すことはよくあり、これらの治療もやっていかなければならないと感じています。さらに、現代医学では脳が一番大事であるというのではなく、体の各臓器など、全てがお互いに相互作用して、情報をネットワークのように発信して体をコントロールしているといわれています。これからは、心(脳)と体全体を見て治療をしていかなければいけないのです。
生態系が変わってきた
半年前、外来種であるヒアリがやってきて騒いだのに今はどうなったか、すっかり忘れ去られてしまったようだが、他にもたくさんの外来種である生物が日本国内に増え日本固有の生態系が変わりつつある。例えば千葉県の印旛沼には推定16000を超えるカミツキガメがいて、市が駆除にとりかかっている。ご存知の方は多いと思いますがこのカメは体長50センチほど、どう猛で生命力が強くてかみつかれると危険、雑食性で何でも食べる。他にも、もっと繁殖している外来種のカメがミシシッピアカミミガメ、昔ペットとして売られていたあのミドリガメである。北海道から沖縄まで全都道府県に分布。体長4センチほどのペットとして売られていたミドリガメが大人になると噛みついたりもして、やっかいな生物になる。そして在来のカメ類と餌等を巡って競合し、定着地域では在来のカメ類や水生植物、魚類、両生類、甲殻類等に影響を及ぼしていると考えられる。これらは、ペットとして飼育されていた個体が飼えなくなったため、無責任な人が池や川などの野外に放たれることなどにより、爆発的に増えてしまうのだ。ペットを飼うときは最後まで責任を持って飼育することを義務付ける必要があり、殊、外来種に限っては日本で販売すべきではないと思う。放たれた外来の生物は天敵がいないため爆発的に増え、在来の生物は絶滅の危機に陥る。
私が小学生のころよく捕まえたニホンイシガメは準絶滅危惧種である。今ではコンクリートで舗装されて水量の少なくなった安産川ですが、35年前はドジョウやフナなどがたくさんいてよく魚取りをした。また川の周りの草むらに日向ぼっこをしているイシガメがいて競って捕まえて飼育していた。そのイシガメは以前フィッシュランドで9800円の高値で売られているのを見て、本当に数が減ったのだと残念に思えた。売れるからといって外来の生き物を日本で売るのは日本の生態系を壊すことになりかねない為、禁止すべきではないかと思う。また外国の動物なども輸入して山などの自然に放すこともしてはいけない(キョンなど)。1900年ころは1年に1種の生物しか絶滅していない、1975年には1年に1000種が絶滅、今では1年に4万種の生物が絶滅しているといわれています。もちろん地球温暖化の影響、自然破壊などの影響もあると思いますが、世界各国で生物の移動で生態系が崩れていることも大きな原因ではないかと考えます。自分たちの国の経済を優先し今の生活が良くなることだけを考えていたら、将来明るい未来が来ないでしょう。地球規模で将来のことを考えなければいけない時期に来ていることは間違いないでしょう。
子供のスポーツクラブ
3年生の息子がサッカーをはじめました。美川FCのスポーツ少年団に所属したのです。スポーツを通じて人間的に成長してくれたらという思いがあり、また体も人一倍大きいので、やる気になってくれれば活躍できるのではという期待もありさせてみることにしました。さて、子供がスポーツを習うには主に2つの所属団体があります。1つ目は民間の団体で、月々高い月謝を払って、ピアノや習字の習い事のように個人的に契約をして習うので世話も送り迎え程度で煩わしい仕事は、ほとんどありません。一方、保護者がボランティアとなって世話をする、スポーツ少年団などによるスポーツクラブは、月謝は安いが、全ての世話を親たちがするので大変である。特に団体スポーツは、試合が多く、そのたびに朝早く試合会場に行って、テントを張ったり、駐車場の整備をしたり、審判をしたりなど、やることがいっぱいあります。
私自身小学校の頃サッカーを1年間だけやっていたのですが、こんなに親が世話をすることが無かったですね。ただ、ものすごく世話をしてくれる親がいて、いつもその友達のお父さんが、お茶を準備してくれたり、車を出してくれたり、今思えばありがたい存在でした。今は全ての保護者が当番制で仕事が回ってきて、やることも複雑でいっぱいあります。そして、スマホでラインというSNS(メールのようなもの)を利用して、綿密に連絡を取り合って情報を共有して、事を運んでいます。今の時代ラインができなければ、本当にみんなについていけない時代なのです。このように保護者同士のつながりが深くなるので、いい面もあれば人間関係が煩わしくて苦労する方もいらっしゃるようです。世話をするのが大変ですが親にとっては生きがいであり、楽しみであることもあります。子供の成長が親を楽しませてもらっていると考えていけたらいいと思いますね。

